くさび状欠損とマウスピースの効果

P10103741 くさび状欠損とは
くさび状欠損とは、エナメル質とセメント質の境目である歯頸部に発生する欠損のことです。
くさび状欠損は歯がしみる知覚過敏やさらに進行すると神経が死んでしまったり、歯が折れるなどの原因にもなります。

2 くさび状欠損の原因
以前は誤ったブラッシングが原因と考えられていましたが、主な原因は食いしばり歯ぎしりなどの咬合力によって歯頸マウスピース手持ち部の歯質がかけてしまうという説が有力です。

3 マウスピースの効果
❶ 歯ぎしり食いしばりにより歯の根元が削れてしまう(くさび状欠損)。マウスピースにより歯の根元にかかる力を分散し歯の削れを予防します。

❷歯ぎしり食いしばりで歯がすり減ることを咬耗といいますが、マウスピースにより予防できます。

❸ 顎関節症治療にも効果的です。

4 マウスピースの使用法
上顎の型を取り、夜寝てる間、あるいはスポーツなどで歯を食いしばるときに使用します。
マウスピースを使用する前は必ず歯を磨いてください。

このブログをご覧になった方はご自分の歯と歯茎の境目を観察してみてください。

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